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約束が叶えられた日

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12月、主人の様子から、おじいちゃんの具合が良くない事は分かっていました。
「おじいちゃん、もう長くは生きられない」・・・
主人からそう聞いたのは、12月の終わり。
「わかっていること」を言葉で聞くのは、とても辛かった。

日に日に弱っていくおじいちゃん、時間を作っては会いに行き、子供たちとの時間を大切に過ごし、何とかお正月を迎えることができました。
12年に一度の幸運な年回りと聞いていた私は、氏神様に今年1年のすべての幸せと引き換えに「苦しまずに逝く」「さみしがりやなおじいちゃんだから、おばあちゃんと主人が最後そばにいさせてください」とお願いしました。

亡くなる数日前、「眠たい、眠たい」言うおじいちゃん、眠ったらもう二度と目を覚まさないんじゃないか・・・と不安になってずっとずっとしゃべり続けたのが私との最後の会話。
ほんの数日後・・・おじいちゃんは眠るように天国へ行きました。

苦しまず、すーっと息を引き取り主人やおばあちゃんに看取られてこの世を去りました。
神様は、約束を守ってくれました。
それも2つとも。

何をどうしていたのか、熱のせいでわからないまま、あれよあれよと日は流れ・・・
昨日、お世話になった看護師さんやお医者様にご挨拶に行ってきました。
「これね~、奥田さん眠る前に最後に召し上がられましたよ、うまいうまいって言っておられました」っと返された瓶。

私の作ったイチゴのシロップ。

イチゴ農家に嫁ぎ、おじいちゃんの作るイチゴに感動し、何かおじいちゃんたちのしてきたことを残したいと始めたcotocoto。
私のシロップを「うまい」「うまい」と最後口にしてくれたんだ・・・。

パパとケンカした時、泣いておじいちゃんのところに行ったな・・・
おばあちゃん、決まってお饅頭出してくれて、夜中中ずっと三人でパパの悪口言ったな。
おじいちゃんとの思い出が走馬灯のように駆け巡り、今でも引き戸を開けたら「よぉ来たな」ってわらってくれるんじゃないかなってそんな気持ちになったり。

寂しくないと言ったら嘘になるけれど、
お寺の住職さんが、泣いている私にこうおっしゃってくださいました。

「南無阿弥陀仏」って心を込めてたくさんの方が唱えてくれたら、道案内の小船が集まり、大きな船で迷わず極楽浄土へ行けるんですよって。

今頃おじいちゃんは豪華な船で極楽へ向かってるのかな。
そう信じて子供たちと毎日手を合わせ、唱えます。
きっと、おじいちゃんの船はいっちばん大きいと思う!!(笑)

おじいちゃんのお骨のずしっと重たかったこと。
私にその役目を与えてくれたおばあちゃんからもらった「責任」も重く受け止めました。

農業と今を生きる私たちとの架け橋・・・
私にできることが何かをじっくりと見つめて進んでいきたいと思います。

すっかりご無沙汰になったブログで、これまでおじいちゃんの体調を気にかけてくださった方へ、お野菜を食べてくださった方々へ・・・イチゴを食べてくださった方へ報告とご挨拶に代えさせていただきます。
本当にありがとうございました。

おじいちゃんの作ったいちごを初めてひと瓶に詰めたとき・・・心音は3歳。
6年前の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います!
cotocoto 2018年おそばせながら炊き込みを始めます(*´з`)
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by cotocoto4 | 2018-01-24 16:12 | コンフィチュール