今日は、途中から降りだした雨でできなかったプログラムのための運動会。
先日の予行練習の日、「心音走るの一番遅かってんな・・・強い子ばっかだし・・・」
これまで1位しかとったことのない心音は、がっかりして帰ってきたんです。
「だって4人で走っても1位は、ひとりしかとれないんだし、頑張って走って、楽しかったな~って思えたらみんな1位と思うよ」
「そうやんな、心音もそう思う!」
前向きな心音は、うじうじ考え込まないところがいいところ♪
・・・のはずが、昨夜・・・
リビングで私に背を向けて膝を抱えて下を向いている・・・しかも長いこと・・・
やっぱり、明日の運動会でドンべになるのが嫌なのかなぁ・・・
私は、自慢じゃないけれど、ドンべ以外とったことがないので、足の速いわが子の1位にこだわる気持ちは今一つわからない(;^ω^)
なんて声をかけようか迷って、「心音ちゃんが明日頑張れるように、ママがむっちゃくちゃ大きな声で応援するわ!!」って言ったら、
「大丈夫!!心音わかってんママ!!」
「足の速い子はみんな足にブツブツがあるねん!!だから心音も描いといたから大丈夫!!」
・・・描いといた?!
足を見ると・・・
鉛筆で点々がいっぱい描いてあった・・・あちゃ~
「心音よくよく見てたら、はるちゃんも、ゆうちゃんも足にひげがいっぱいやから早いってわかってん!!」・・・そりゃあ大発見!!??・・・
え?!ひげって、足の毛だよね・・・
しかも描いたって?!毛は生えてくるもので・・・描くもんじゃあないし・・・
お兄ちゃんのはるちゃんは中3、ゆうちゃんは小6。
比べるのは同級生じゃない・・・そもそも基準はなに・・・???。
早いのは、背が高くなって足が長くなったりしてのことなんだけど、どういうわけか「足に毛が生えると速く走れる」みたいなことになっていた。
笑いをこらえるのが精いっぱいなんだけど、心音は自慢げに目を大きくして話す。
長いこと大発見の話を聞いて・・・最後は相談。
「ママ、鉛筆だったら弱いかな・・・名前ペンにしようかな・・・」
・・・小学3年生の女子が毛むくじゃらな感じだったらおかしいし・・・濃く書いたら強くなるなんて正気な顔に我慢限界・・・吹き出してしまった~
涙を流しながら・・・「それくらいで大丈夫やと思うよ!」とアドバイスして・・・
心音のそういうところが、たまらなく好き。
ずっと、ずーっとこのまま無邪気な子でいてほしいな。
大発見をしたので、安心してぐっすり眠った心音の足を見たら描いていたのは半分だけ(;^ω^)
わらけて眠れないやん~
ギューってしては目に入ってくる足に吹き出しちゃった。
さあ、本番!!
私は、4位かとカメラを構えていたら・・・なんとなんと1位!!
もっとわらける~
信じたものは救われる?!それとも暗示にかかった?!
何はともあれ、大爆笑の運動会でした♪
みんな一生懸命な姿がたまらないですよね。
今年は、「あっこちゃんの分も作ってあげる~」ってお友達がお弁当を作ってくれました✨
心もおなかも満腹だ(*´з`)
このお話は、ナイショですが、もしお子さんが速く走りたいと言ったなら、こそっとこの「大発見のおまじない」を教えてあげてくださいね!!